マルウェア
トラックウェア
別称: トラッキングソフト, ストーカーウェア
定義
閲覧サイト、使用アプリ、キー入力、位置情報など、利用者の活動を監視し報告するソフト。広告、分析、ストーカー行為などに用いられる。
トラックウェアは、過剰な分析ソフトとスパイウェアの中間に位置します。ユーザーの行動に関する詳細情報(閲覧履歴、アプリ利用状況、検索ワード、位置情報、連絡先、場合によってはキー入力)をひそかに収集し、第三者に送信します。曖昧な同意のもと無料アプリに同梱される亜種もあれば、虐待者が伴侶や家族を監視するために隠して導入する「ストーカーウェア」と呼ばれる亜種もあります。配布経路は抱き合わせインストーラ、モバイルアプリ、グレー市場の「ペアレンタルコントロール」製品などです。対策としては、アプリ権限の見直し、Mobile Threat Defence、不審な端末管理者アプリの削除、DV 被害者向けの安全手順の提供などがあります。
例
- GPS や SMS のメタデータを収集する隠しトラッカーを持つモバイルアプリ。
- ペアレンタルコントロールとして販売されながらストーカー行為に悪用される「電話監視」製品。
関連用語
スパイウェア
利用者・端末・組織に関する情報を密かに収集し、外部に送信するマルウェア。
アドウェア
広告を自動的に表示・挿入・誘導するソフトウェア。無料ソフトに同梱されることが多く、利用者の行動を追跡することもよくある。
潜在的に望ましくないプログラム(PUP)
厳密にはマルウェアではないが、明確な同意なしにインストールされたり、押し付けがましい挙動や体験低下を引き起こすソフト。抱き合わせのツールバー、アドウェア、過剰な最適化ツールなど。
グレーウェア
正規ソフトとマルウェアの中間に位置するソフト。煩わしく押し付けがましいか、リスクを伴うが、利用者に対する明確な害意を持つとは言い切れないもの。
モバイルマルウェア
スマートフォンやタブレットを標的にし、データ窃取、通信傍受、暗号資産マイニング、金融詐欺などを行う悪意あるソフトウェア。
ブラウザハイジャッカー
利用者の同意なくブラウザ設定を変更し、通信のリダイレクト、ホームページや検索エンジンの変更、不要な広告挿入などを行うソフト。