CyberGlossary

マルウェア

ルートキット

別称: ステルスキット, ルート権限マルウェア

定義

OS や機器上で高い権限を取得・維持しつつ、その存在を一般的な検知ツールから隠蔽するステルス型マルウェア。

ルートキットは、攻撃者に永続的かつ高権限なアクセスを与え、同時にファイル・プロセス・レジストリキー・ネットワーク接続などの存在を防御側から隠すために設計されたツール群あるいはカーネル/ファームウェアコンポーネントである。ユーザーモード(API フック)、カーネルモード(カーネル改ざん)、ブートキット(ブートローダー)、ファームウェア(UEFI/BIOS)など、複数の層で動作し得る。初期侵入後に長期潜伏とフォレンジック妨害を目的として投入されることが多い。検知にはメモリフォレンジック、整合性検証、セキュアブート、カーネル可視性のある EDR、オフラインスキャンなどが必要で、UEFI セキュアブート、署名済みドライバ、TPM ベースのアテステーション、カーネルモードソフトウェアの削減などが緩和策となる。

  • Windows を狙う長期活動型のカーネルモードルートキット TDL/TDSS。
  • クリック詐欺やビットコインマイニングを隠蔽するために使われた ZeroAccess。

関連用語