検疫 (エンドポイント)
検疫 (エンドポイント) とは何ですか?
検疫 (エンドポイント)AV や EDR が疑わしいファイルを元の場所から取り出し、制御された無害化された領域へ移動し、実行不可だが分析や復元は可能な状態にする対応アクション。
検疫(Quarantine)は、AV、NGAV、EDR がファイルを悪性と判定した際の歴史的な対応です。エージェントはファイルをディスクから取り除き(あるいはアクセスを拒否し)、エージェント自身しか知らない鍵で暗号化して、Windows なら ProgramData\Microsoft\Windows Defender\Quarantine、macOS なら /Library/Application Support/CrowdStrike といった保護領域に検知メタデータと一緒に保管します。Defender、ESET、CrowdStrike、SentinelOne、Sophos などは中央コンソールを提供し、管理者は調査・解放・クラウドラボへの送付を行えます。検疫は単一ファイルを無害化する点で、ホスト全体を切り離すエンドポイント隔離とは異なります。両者はインシデント対応で SOAR プレイブックにより連携されるのが一般的です。
● 例
- 01
Microsoft Defender がダウンロードされたマクロ付き Word を検疫し、暗号化したコピーを保管してアナリストの後追い分析に備える。
- 02
ESET Inspect が誤検知された Bredolab 扱いの PDF を、アナリストのトリアージ後にリリースする例。
● よくある質問
検疫 (エンドポイント) とは何ですか?
AV や EDR が疑わしいファイルを元の場所から取り出し、制御された無害化された領域へ移動し、実行不可だが分析や復元は可能な状態にする対応アクション。 サイバーセキュリティの 防御と運用 カテゴリに属します。
検疫 (エンドポイント) とはどういう意味ですか?
AV や EDR が疑わしいファイルを元の場所から取り出し、制御された無害化された領域へ移動し、実行不可だが分析や復元は可能な状態にする対応アクション。
検疫 (エンドポイント) はどのように機能しますか?
検疫(Quarantine)は、AV、NGAV、EDR がファイルを悪性と判定した際の歴史的な対応です。エージェントはファイルをディスクから取り除き(あるいはアクセスを拒否し)、エージェント自身しか知らない鍵で暗号化して、Windows なら ProgramData\Microsoft\Windows Defender\Quarantine、macOS なら /Library/Application Support/CrowdStrike といった保護領域に検知メタデータと一緒に保管します。Defender、ESET、CrowdStrike、SentinelOne、Sophos などは中央コンソールを提供し、管理者は調査・解放・クラウドラボへの送付を行えます。検疫は単一ファイルを無害化する点で、ホスト全体を切り離すエンドポイント隔離とは異なります。両者はインシデント対応で SOAR プレイブックにより連携されるのが一般的です。
検疫 (エンドポイント) からどのように防御しますか?
検疫 (エンドポイント) に対する防御は通常、上記の定義で述べたとおり、技術的統制と運用上の実践を組み合わせます。
検疫 (エンドポイント) の別名は何ですか?
一般的な別名: ファイル検疫, マルウェア検疫, エンドポイント検疫。
● 関連用語
- defense-ops№ 050
アンチウイルス (AV)
シグネチャ DB、ファイルスキャン、簡易ヒューリスティックを使って不正ファイルを検知・除去するエンドポイントソフトで、エンドポイントセキュリティの歴史的基盤。
- defense-ops№ 725
次世代アンチウイルス (NGAV)
シグネチャ検査に加え、機械学習モデル、振る舞い分析、エクスプロイト防止を組み合わせ、未知やファイルレス脅威を阻止するエンドポイント保護。
- defense-ops№ 371
EDR(エンドポイント検知・対応)
プロセス・ファイル・レジストリ・ネットワーク活動を継続的に記録し、エンドポイント上の脅威を検知・調査・対応するエンドポイントセキュリティ技術。
- defense-ops№ 381
エンドポイント隔離
侵害された端末のネットワーク接続をセキュリティ管理面以外すべて遮断し、対応中に攻撃者が横方向に移動できないようにする EDR の対処アクション。
- forensics-ir№ 524
インシデントレスポンス
サイバーインシデントの準備・検知・分析・封じ込め・根絶・復旧を体系的に行い、教訓を反映する組織的プロセス。
- forensics-ir№ 650
マルウェア解析
悪性検体を構造的に調査し、機能・出所・侵害指標・影響を把握するフォレンジック作業。