CyberGlossary

攻撃と脅威

リレー攻撃

別称: 認証リレー

定義

二者間の認証交換をリアルタイムに中継し、攻撃者が認証情報を知らないままに認証される攻撃。

リプレイ攻撃と異なり、リレー攻撃は被害者と対象サービスの間でメッセージを即時に転送します。代表例は、Windows ネットワークにおける NTLM リレー(SMB/LDAP 署名の弱点を突き、強制発火させた認証を特権サービスへ転送)、SIM スワップ型のテレコムリレー、そして自宅にあるスマートキーの電波を路上の車両まで延長するキーレスエントリーリレーです。リレーは秘密を抽出する必要がなく、交換を転送するだけで秘密ベース認証を回避します。緩和策は、チャネルバインディング、SMB/LDAP/EPA の署名・封印、近接検査・UWB 測距、相互 TLS、時間制限付きチャレンジ・レスポンスなどです。

  • NTLM リレーツール(ntlmrelayx、PetitPotam、PrinterBug)が DC を誘発し、リレー先へ認証させる。
  • 車のスマートキーをリレー攻撃で延長し、自宅にあるキーの信号を路上の車まで届けて開錠・始動する。

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