CyberGlossary

脆弱性

エクスプロイト

別称: 攻撃コード

定義

脆弱性を悪用して、コード実行・権限昇格・情報漏えいなど意図しない動作を引き起こすコード、データ、または手法。

エクスプロイトは脆弱性の実装そのものであり、理論的なバグを動作する攻撃へ変換する具体的なレシピです。短いスクリプト、悪意のある文書、細工されたネットワークパケット、複数段からなる複雑なチェインなど形態はさまざまです。目的(リモートコード実行、ローカル権限昇格、DoS、情報漏えい)、対象(カーネル、ブラウザ、IoT、Web アプリ)、成熟度(PoC、機能版、武器化、実利用)で分類されます。防御側は公開エクスプロイトを解析してパッチ検証、ペネトレーションテストでの再現、検知シグネチャ作成、修正の優先順位付けに活用します。Exploit-DB や Metasploit モジュールなどのリソースが攻防双方の作業を加速させます。

  • EternalBlue(CVE-2017-0144)を悪用する Metasploit モジュール。
  • JavaScript エンジンの不具合を悪用して shellcode を実行する悪意のある PDF。

関連用語