CyberGlossary

クラウドセキュリティ

CIEM(クラウドインフラ権限管理)

別称: クラウド権限管理

定義

クラウド環境に存在するアイデンティティと権限を可視化・分析し、適切な水準に絞り込むための分野およびツールカテゴリ。

パブリッククラウドでは、IAM ユーザー、ロール、サービスプリンシパル、フェデレーション ID、ワークロード ID にわたって数千ものきめ細かな権限が存在します。CIEM ツールはすべての有効権限を棚卸し、実際の利用状況と突き合わせて過剰な権限を可視化します。たとえば、s3:* が付与されているのに実際は GetObject しか使っていないロールなどです。さらに、PassRole/AssumeRole 連鎖などの権限昇格経路、未使用 ID、アカウント間信頼の不適切な構成も検出します。結果は自動修復、スコープを絞ったロール、必要時のみ昇格(JIT)などに活用されます。CIEM は CNAPP の中核であり、権限モデルがベンダーごとに異なるマルチクラウド環境で特に価値が高い領域です。

  • iam:PassRole で本番管理者ロールに移れる開発者ロールを検出する。
  • 90 日分の CloudTrail アクティビティから最小権限 IAM ポリシーを自動生成する。

関連用語